結論(要点)
- さらぽかのデメリットは5つ。どれも事前に知っておけば対策できる
- 最大のデメリットは費用(約75万円)。30年使えば月2,000円のコスト
- 冬の乾燥は想定以上。加湿器は複数台準備が必須
- 温度調整に慣れるまで最初の冬は試行錯誤が必要
- デメリットを知った上でも、導入して良かったと感じている
一条工務店のさらぽかを検討していると、公式サイトにはメリットばかりが書かれていて、実際のデメリットがわかりません。この記事では、さらぽかを導入して実際に暮らした私が、感じたデメリットを5つ正直に書きます。
総合的なレビューはこちら:
デメリット① 費用が高い(約75万円のオプション)
さらぽかは一条工務店のオプションで、わが家では754,800円かかりました。「元が取れるのか?」と悩む方も多いと思います。
一つの考え方として、30年間使い続けると1年あたり約2.5万円、月あたり約2,000円のコストになります。毎月2,000円で全館床暖房・床冷房が使えると考えると、価値観次第では「安い」と感じる人もいれば「高い」と感じる人もいるでしょう。これがさらぽか最大のデメリットであり、導入を悩む一番の理由だと思います。
デメリット② 冬の乾燥がきつい
これは正直、思っていた以上でした。床暖房で家全体が暖まる分、空気が乾燥します。
わが家の対策は空気清浄機の加湿機能+加湿器の2台体制。それでも1日2回ずつ給水していたので、乾燥の強さは伝わるかと思います。
- 加湿器は1台では足りない。複数台を余裕を持って準備する
- 空気清浄機の加湿機能と加湿器の併用が効果的
- 給水の手間が増えることは覚悟しておく
デメリット③ 温度調整に慣れるまで時間がかかる
さらぽかは設定を変えてから部屋の温度が変わるまでに時間がかかります。エアコンのような即効性がないため、最初は戸惑いました。
特に困ったのが、天気によって室内が熱くなりすぎる日があること。晴れた日の日差しで想定以上に暖かくなり「設定を下げるべきか?」と迷う場面がありました。使っていない部屋の温度設定も悩みどころで、低くしてみたり戻したりと試行錯誤した記憶があります。
最初の冬は試行錯誤が必要と割り切っておくと気が楽です。2年目からは感覚がつかめてきます。
デメリット④ 玄関だけは寒い
さらぽかで家全体が快適になっても、玄関だけはどうしても寒くなります。
わが家は超断熱玄関ドア「DANNJU(ダンジュ)」を採用していますが、玄関土間断熱はありませんでした。後から一条工務店が玄関土間断熱を標準仕様に追加したと知って、正直羨ましかったです。玄関土間は床暖房が届かず外気の影響を受けやすいため、「全館暖かい」と思っていると玄関に出た瞬間に少しひんやりします。
致命的なデメリットではないものの、知っておいた方がいいポイントです。
デメリット⑤ 電気代の内訳が把握しにくい
さらぽかが月々どれだけの電気を使っているか、正確に把握するのが難しいです。エアコンであれば「つけた・消した」が明確ですが、さらぽかは24時間稼働が基本。電気代全体は把握できても「さらぽかだけでいくら使っているか」がわかりません。
冬は電気代が上がりますが、太陽光発電の売電収入もあるためそこまで気にはなりませんでした。ただ、電気代を細かく管理したい方には少しモヤモヤするかもしれません。
それでも、さらぽかを導入して良かったか?
結論:導入して良かったです。まったく後悔していません。
わが家はもともと、冬は本当に寒いゲキ狭マンションに住んでいました。そこからの移住ということもあり「暖かすぎるくらい快適」というのが正直な感想です。夏も床冷房で涼しく、エアコンをほとんど使わずに過ごせました。デメリット5つはどれも「事前に知っていれば対策できること」ばかりです。
- エアコンの風が苦手な人
- 家全体を均一な温度で過ごしたい人
- 小さな子どもや高齢者がいる家庭
- 快適さを最優先できる予算がある人
- 予算がギリギリで75万円が重荷になる人
- 電気代を細かくコントロールしたい人
- 即効性のある冷暖房を求める人(さらぽかはゆっくり効く)
まとめ
さらぽかのデメリットを5つ挙げました。費用の高さ・冬の乾燥・温度調整の難しさ・玄関の寒さ・電気代の内訳把握しにくさ、どれも事前に知っておけば対策できます。さらぽかの快適さはデメリットを上回ると、実際に住んだ今でも感じています。導入を迷っている方の参考になれば嬉しいです。