結論(要点)
- グラン・スマート(116㎡・35坪)の建物工事費合計:税込3,676万円
- 坪単価は約74万円(建物本体のみ)。太陽光・蓄電池・さらぽかを加えると総額が上がる
- 太陽光13.475kW+蓄電池7.5kWh:253万円。省エネ設備への投資が全体の約1/4
- キャンペーン・サービス値引きで57万円引き。体験会や紹介制度は使えるなら使うべき
一条工務店で建てた費用を全部公開します。2025年引き渡し、関西エリア、グラン・スマートの実際の見積書をもとにしています。
建物工事費の内訳
- 建物本体工事:2,557万円(税抜)
- 建築申請・業務諸費用:40万円
- 付帯・屋外給排水工事:153万円
- 標準仕様外オプション:338万円(値引き後)
- 太陽光&蓄電池パッケージ:253万円
- 消費税(10%):334万円
※土地代・外構工事・登記費用・火災保険等は含みません。純粋な建物の工事費合計です。

坪単価はいくら?
坪単価の定義によっては金額が変わりますが、ひとまず施工面積と本体工事費で計算してみます。建物本体の施工面積は116.35㎡(約35坪)。本体工事費は2,557万円(法人割引後)です。
㎡単価:224,263円 / 坪単価:約74万円
「坪単価」は計算の仕方によって大きく変わります。今回はオプション費用や太陽光・蓄電池などを含めていませんが、含めると実質的な坪単価は100万円を超えます。これから建てる人は「坪◯万円」という数字だけで比較するのは危険です。どこまでを含んだ金額で計算されているのかを確認する必要があります。
オプション費用の詳細(全51項目公開)
標準仕様外工事の小計3,956,745円から、キャンペーン・サービス572,000円が引かれ、オプションの実質金額は3,384,745円でした。全51項目の明細をすべて公開します。(オプションが3ページ目まで行くのは珍しいようで、要望を盛り込みすぎていたようです笑)




基礎・外構系
- ベタ基礎:352,200円
- ポーチ補強工事(深基礎タイプ)グレイスタイル:45,500円
- ポーチタイル追加(グレイスタイル)差額:26,200円
- ポーチ階段追加(グレイスタイル):113,000円
- 屋根特殊施工(ダミーパネル):22,600円
- 立水栓変更(二口横水万能水栓)差額:1,700円
ベタ基礎については、ほとんどの家で採用されるので標準でいいと思います。ポーチについては階段を延ばして、横方向にも増やしたオプションです。屋根は太陽光パネルをこれ以上載せられないためにダミーパネルとして載せたものです。立水栓はホースを繋ぎっぱなしにしたままで、もう一つの蛇口で手を洗えるものです。
省エネ・設備系
- 全館さらぽか空調(特別モニター):670,800円
- 全館さらぽか空調用 天井サーキュレーター:84,000円
- クラウドHEMS(床暖房・エコキュート連携):150,000円
- エコキュート変更【三菱SRT-S377U 370L】差額:61,000円
- エアコン工事一式:85,100円
- エアコン連携アダプター:10,700円
- 浴室換気乾燥機(暖房機能付):59,500円
- 天井断熱材充填施工(1FLDK):20,000円
- 壁断熱材充填施工(2F主寝室):20,000円
- 断熱等性能等級・等級7グレードアップ(断熱王キャンペーン):サービス(無料)
さらぽかはうるケアとどちらかしか採用できなかったので、悩んだ末にさらぽかを採用しました。サーキュレーターを追加することにはなりましたが、採用して良かったと思っています。エコキュートの変更は必須です。一条工務店のお泊まり体験でシャワーの水圧をチェックした時に変更が必須だと判断しました。断熱材の充填については、防音目的で採用しました。寝室の真下にテレビを置く予定だったので、その天井と吹き抜けの壁に採用しました。
キッチン・水回り系
- レンジフード変更(キレイツモフード 全自動):95,000円
- タッチレス水栓ナビッシュ(H6タイプ 浄水機能付):100,800円
- シングルオールメタルIHクッキングヒーター差額:78,000円
- 自在棚:40,400円
- 室内用物干金物(SPC):7,200円
- 室内物干しワイヤー(pid4M):6,900円
- 1F洗濯流し SK507+シングルレバー混合水栓:72,300円
- 1F洗濯機用水栓変更(単水栓→混合水栓):15,700円
- 1F洗面化粧台変更(アイカ工業 スマートサニタリー W1800)差額:72,500円
- 2F壁付手洗器(コフレルスリム LIXIL)差額:68,800円
- トイレ変更(タンクレストイレ アラウーノS160)差額:59,000円
レンジフードとIH、アラウーノは掃除のしやすさで採用しました。IHは変更するとグリルも変更されるので、IHよりはグリル目的で採用しました。洗濯流しは、いわゆるスロップシンクで、子どもの汚した衣服などを洗うことを想定して採用しました。洗面化粧台の変更は、妻が洗面台とひと繋ぎで座って化粧のできるスペースを希望したので、アイカ工業のスマートサニタリーを採用しました。2Fの手洗機は加湿機の給水用に採用しました。
電気・照明・通信系
- 照明器具(オリジナルLED以外):265,145円
- 電気工事追加(スイッチ・コンセント等):147,800円
- オリジナルLED照明器具 追加分:101,700円
- インターホン変更(MT91 親子セット):28,000円
- 情報コンセント変更(CAT6A)差額:26,700円
- 情報コンセント(LAN 2重シース付):7,500円
照明は主に妻の希望で選んでもらいました。コンセントについてはとりあえず必要そうなところに多めに付けました。インターホンの変更は2階にいても出れるようにスマホのアプリで応答できるものに変更しましたが、使い方が悪いのか、使いにくさを感じています。
内装・建具系
- 高性能樹脂サッシ追加:30,000円
- 高性能樹脂サッシ用網戸(一部設置):19,000円
- トリプルハニカムシェード変更(電動式):50,000円
- 玄関用マルチフック(vik):6,000円
- 床補強(1F・2F・3F):26,200円
- 壁クロスアクセント施工(オリジナル+メーカー):55,000円
- 壁クロスアクセント施工(メーカー+メーカー):20,000円
- 天井クロス変更(メーカークロス):15,000円
- 天井クロスアクセント施工:14,000円
- 下がり天井施工:50,000円
- オープンステアー:20,000円
- 耐力壁用面材施工【モイス】:27,000円
- 壁下地補強(室内・1,820mmまで):13,600円
- 天井下地補強(合板12mm貼):11,400円
- 壁下地補強(室内・910mmまで):16,800円
サッシ追加は窓のことで、納戸という名の書庫に追加しました。網戸はオプションだったのでリビングの大きい窓一箇所だけ採用しました。ハニカムシェードの電動化はリビングと吹き抜けの大きい窓・高い位置にある窓だけ採用しました。オープンステアーの2万円はめちゃくちゃ安いと思うので採用おすすめです。モイスは簡単に言うと耐震性能を上げるための硬い壁です。計算上必要と言われ採用されました。
キャンペーン・サービス品(実質無料)
- グレイスカップボード(住まいの体験会特典):322,000円相当 → 無料
- フロントオープン型食洗機グレードアップ(グレイスキッチン専用キャンペーン):250,000円相当 → 無料
- 断熱等性能等級・等級7グレードアップ(断熱王キャンペーン)→ 無料
体験会特典は当たりが出たので、32万円のカップボードが無料になりました。外れていたら約10万円のオプションが対象となるところでした。食洗機はキャンペーンでパナソニックのフロントオープンに無料で変更できました。断熱王キャンペーンは正直何者なのかよくわかっていません。笑
補助金・支援事業
- 子育てグリーン住宅支援事業(GX志向型):95,000円
この補助金については上限に達してしまい、結局申請できませんでした。代わりに別の補助金に申請することになり、後からその辺りの諸々の手続きをすることになりました。
太陽光&蓄電池:253万円の詳細
一条工務店のオリジナル「太陽光&蓄電池パッケージ」の雪止付をつけました。
- 太陽光パネル容量:13.475kW
- FIT申請出力:9.9kW(余剰買取)
- 蓄電池容量:AC実効7.5kWh(放電可能6.7kWh)、リチウムイオン
- 費用:2,525,500円(税抜)
蓄電池は昼間に太陽光で充電し、夜間に放電して買電を抑える使い方をしています。容量7.5kWhは夜間の使用量をある程度はカバーできますが、基本的には深夜に使い切ることが多いです。「もっと大容量があれば」と思うこともありますが、当時のパッケージでは選択肢がありませんでした。
この設備投資の効果は電気代実績で確認できます。ちなみに2026年6月は電気代3,914円・売電33,648円・実質+29,734円でした。
値引き・キャンペーンで節約できた金額
建物本体とオプション費用の小計395万円から、以下の値引きが入りました。
- 法人契約特別割引(建物本体):▲521,860円
- サービス値引き:▲572,000円
妻の職場が一条工務店と提携していたので、法人契約特別割引も適用されました。紹介制度の存在を知らずに住宅展示場に行ったので、法人割が適用で本当に良かったです。(法人割と紹介割のどちらかだけ適用できます)
オプションは合計で約110万円の値引き。キャンペーンで食洗機のグレードアップ(250,000円)と体験会参加の抽選でグレイスカップボード(322,000円)が無料になったのは大きかったです。一条工務店は値引き交渉の余地はないので、キャンペーンや体験会は積極的に使った方がいいです。関西エリアであれば紹介もできますので、必要があればご連絡ください。

まとめ:費用を振り返って
- 建物工事費税込3,676万円(土地・外構除く)
- 坪単価74万円だが、設備込みの実質坪単価は100万円超
- 太陽光&蓄電池253万円は、電気代削減効果で長期的に回収できる見込み
- さらぽかは約75万円の投資。リビングの快適さは本物
- 法人割・キャンペーン・体験会の活用で100万円以上節約できた
電力会社の選択も月々のコストに直結します。太陽光+蓄電池との相性が良いオクトパスエナジー(基本料金0円)は、紹介リンク経由で双方8,000円の割引があります。
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